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来季“新生”カープで台頭するのは? 若鯉が宮崎で奮闘

 

来季を見据えた鍛錬の秋


広島のキャンプ地であり、みやざきフェニックス・リーグの試合会場でもある宮崎県日南市・天福球場


 実戦の秋が、次なるヒーローを育てる。日本シリーズが盛り上がりを見せる中、シーズンの戦いを終えたチームの選手たちは来季を見据え、鍛錬の真っただ中だ。今季、3年連続Bクラスに終わった広島は、新井貴浩監督がホーム最終戦後にチームの来季の「生まれ変わり」を宣言。新生カープで台頭が期待される若鯉たちに注目した。

 宮崎県では10月7〜28日の日程で秋季教育リーグ、みやざきフェニックス・リーグが開催中。みやざきフェニックス・リーグは宮崎市、日南市などの6市11球場を舞台に、NPB12球団をはじめ、オイシックス、ハヤテ、独立リーグの選抜チーム、韓国プロ野球の2球団が参加し、若手選手を中心に試合が繰り広げられている。

 広島は、主に例年キャンプを行う日南市の天福球場で試合を重ね、10月26日時点で15戦7勝7敗1分け。来季の飛躍を見据え、投打ともに若手の奮闘が続く。

 次世代の先発投手育成はチームの喫緊の課題。25年入団の左腕・佐藤柳之介はここまで3完投、26日のソフトバンク戦では4安打完封と成長を示す。26年入団の齊藤汰直も3戦に先発し、いずれも失点しながら7回以上を投げ、課題と向き合う日々だ。

みやざきフェニックス・リーグで力投する広島・齊藤


打撃で魅せる有望株


 野手陣も結果でアピールする。来季からセ・リーグにもDH制が導入されるとあり、打線に爆発力を加える存在には期待が高まる。

 23年入団の久保修は、22日の斗山戦で4安打、24日のJRPB選抜戦で5安打と犠飛、26日のソフトバンク戦では先制の左越え2ランを放つなど好調をキープ。今季は一軍で23試合出場、打率.125にとどまり、5年目の来季のブレークへ気合十分だ。

 二軍戦の多くで四番を経験している仲田侑仁は、類まれなパワーが持ち味の21歳。22日の斗山戦では3安打2打点など結果を残す。一軍出場は1年目の24年、シーズン最終戦の1試合にとどまっており、来季は若き大砲候補の開花にも注目だ。

 25年入団の渡邉悠斗はこの秋、バットを寝かせる新たなフォームを取り入れるなど、打撃改革に取り組む。10日の四国IL選抜戦では左越え2ラン。19日の西武戦、20日のハンファ戦では2試合連続の4安打と存在感を見せる。

来季は一軍で戦力に。打撃の確実性を磨く広島・渡邉


 2年目のシーズンを終えて、一軍出場は通算6試合。「今は打率の部分で結果を残していけたら、自然に長打も出てくるのかと思う。チャンスでの1本というのも意識して、一軍で活躍できるようにレベルを上げていきたい」と前を見据えている。

写真=BBM
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