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2018シーズン総括

シーズン4人!止まらないサイクルラッシュ!!/2018好珍記録アラカルト

 

長いシーズンの中には、偉大な記録から、あっと驚く珍記録までさまざまな数字が残された。記憶に残る記録から、そうでもないものまでギュッと凝縮してお届けしよう。

15年ぶり3度目の記録


8月16日のDeNA戦で今季4人目となるサイクル安打を達成した平田


 なかなかお目にかかれる記録ではない。4月21日の日本ハム戦で柳田悠岐ソフトバンク)、7月9日の巨人戦で山田哲人ヤクルト)、7月20日の阪神戦で桑原将志(DeNA)、そして8月16日のDeNA戦で平田良介中日)がプロ野球史上68人目(73度目)、シーズン4人目となるサイクル安打を達成した。4人ともに長打力を備えた俊足の持ち主であることは一目瞭然だが、サイクル安打は、打力と走力に加えて、運も味方に付けなければ達成は難しい。そんな偉大な記録が4度達成されたのが今シーズンだった。

 ちなみに1シーズンに4人以上の達成者が出たのは1952年、2003年で今回は15年ぶり3度目の記録。さらにシーズン最多記録は03年の5人だ。この年はオーティズ(オリックス)、福留孝介(中日)が記録すると、3人目、4人目は7月1日に稲葉篤紀(ヤクルト)と村松有人(ダイエー)が史上初となる同日にサイクル安打を達成した。さらに翌日には桧山進次郎(阪神)が5人目となり、わずか2日間で3度のサイクル安打が飛び出した珍しいシーズンだった。

写真=BBM

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