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2018シーズン総括

広島・フランスアが月間18登板で防御率0.51!/2018好珍記録アラカルト

 

長いシーズンの中には、偉大な記録から、あっと驚く珍記録までさまざまな数字が残された。記憶に残る記録から、そうでもないものまでギュッと凝縮してお届けしよう。

15年ぶり3度目の記録


救世主的な働きぶりを見せたフランスア


「神様、仏様」に並んだ!?

 広島・フランスアが、8月30日の巨人戦(東京ドーム)で、この月18試合目の登板、稲尾和久(西鉄)らが持つ月間最多登板のプロ野球記録に並んだ。稲尾は1956年9月に記録。2013年5月には益田直也ロッテ)が記録しており、フランスアは史上3人目となった。なお、フランスアと同じ今季8月に、山田修義オリックス)がフランスアから1日遅れで記録している。

 同じ18試合でも、74回2/3も投げている稲尾は別格と言えるが、投球内容ではフランスアのそれも素晴らしい。主にセットアップの役割で起用され、月間成績は0勝1敗1S10H、17回2/3を投げて防御率は0.51だ。

 ドミニカ・カープアカデミー出身で、キャンプまでは練習生の立場だったフランスア。3月7日に育成契約、5月21日に支配下選手登録と階段を上ってきた。リリーフに回ったことで適性を発揮し、今村猛ジャクソンが本調子にないカープのリリーフ陣を救った。

 こちらは「神様、仏様」というより「救世主」の呼び名がピッタリか。

写真=BBM

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