長いシーズンの中には、偉大な記録から、あっと驚く珍記録までさまざまな数字が残された。記憶に残る記録から、そうでもないものまでギュッと凝縮してお届けしよう。 頂上決戦で新記録
日本シリーズで3ホールドをマークした嘉弥真
短期決戦ゆえの継投策は勝利だけでなく、新記録も生み出した。
第4戦の時点で日本シリーズ最多11ホールドを樹立した
ソフトバンクのリリーフ陣は、最終的に数字を15まで伸ばした。これには第1戦が延長12回までもつれたことも関係しているが、最たる要因は積極継投にほかならない。
ポストシーズンから先発経験もある
武田翔太、
石川柊太らを第2先発として待機させた。先発からの早めのスイッチで流れを渡すことなく、4勝のうち1点差が2試合、2点差が1試合、3点差が1試合と、すべて接戦を制している。
リリーフ陣の防御率は、
広島の3.00に対し2.30。短いイニングでもしっかりと役割を果たすリリーフ陣は日本一チームの強みだった。
写真=BBM