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2018シーズン総括

連続打席無本塁打2501のまま引退/2018好珍記録アラカルト

 

長いシーズンの中には、偉大な記録から、あっと驚く珍記録までさまざまな数字が残された。記憶に残る記録から、そうでもないものまでギュッと凝縮してお届けしよう。

引退試合で2つの史上ワースト記録を更新


10年間のプロ野球人生で本塁打はゼロに終わった岡田


 今季限りで現役を退いたロッテ岡田幸文は10月8日にZOZOマリンで行われた引退試合で2つの史上ワースト記録を更新してしまった。

 まずは「プロ初打席からの連続打席無本塁打」。結局、2501打席まで記録は伸びてしまったが、たとえ本塁打が打てなくとも“エリア66”と称された堅実かつ華麗な外野守備がいかに突出していたか、チームに必要とされていたかの証明でもあろう。

 だが本塁打だけでなく、この2年あまり、岡田は安打も打てなくなってしまっていた。野手として歴代ワーストにあと1打席の57打席連続無安打で迎えた引退試合でも2打席目まで凡退に終わり(写真)、単独トップの59打席連続無安打に。それでも第3打席からは3打席連続安打の猛打賞で有終の美を飾っている。

写真=BBM

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