6月9日のDeNA戦でプロ初登板を果たした渡邉(球団提供)
夏の訪れとともに熱いプレーが飛び出した6、7月のライオンズ。今日8月5日から「メットライフ生命6-7月ベストプレー賞」の投票を開始した。5月度は、野手部門が
スパンジェンバーグ、投手部門は
松本航が見事受賞。それぞれ賞金25万円を手にすることとなったが、今回は誰にメットライフ生命月間ベストプレー賞の女神はほほ笑むのだろうか?
投手部門は特に“熾烈な戦い”を繰り広げる予感がする。6月9日、今季2年目の成長株・
渡邉勇太朗がプロ入り初登板を果たし、3回無失点の堂々デビュー。6回一死から横浜DeNAベイスターズの
伊藤光選手を見逃し三振に取るシーンが見事ノミネートされた。その渡邉が登板する様子を選手ロッカーのテレビでじっと見つめていたのは、背番号12が慕う
内海哲也。最初の1イニング目を見事3人で抑えた渡邉に「うん」とうなずき、翌日の今季初先発に備えて家路についた。
6月10日のDeNA戦で移籍後、メットライフドーム初勝利を挙げた内海(球団提供)
そして翌10日、“愛弟子”の好投に刺激を受けて自らも5回3失点の粘投。味方の援護もあり移籍後メットライフドームでの初勝利を挙げたが、勝利投手の権利を得たシーンもノミネート。投手部門はもう一つ。6月12日の
中日ドラゴンズ戦、先発の
今井達也が左右に変化球を散りばめ、勝負どころでは直球で押すバリエーション豊富な投球で7回2失点にまとめた投球も選ばれた。
5月度受賞者の松本は「どれも素晴らしいプレーだったと思います。僕も見ていてとてもしびれましたし、投票させていただくとしたら、どれにするか非常に悩みます。ぜひそれぞれの試合を思い返していただいて、投票いただけたらうれしいです」と話した。
野手部門では、6月10日に内海哲也を援護する先頭打者本塁打を放った
岸潤一郎の豪快なスイングがノミネートされるなど、こちらも名プレーが連なる。
今回のノミネートプレーは以下のとおり。
◎投手部門
・渡邉投手 プロ初登板で初奪三振を記録!!
プロ初登板となった渡邉投手はこの回横浜DeNA・伊藤光選手へ渾身のカーブを投じ、空振り三振に仕留める(6月9日 対 横浜DeNAベイスターズ)
・内海投手 5回3失点の粘投で今季初勝利を飾る!!
要所を抑えるピッチングで5回を3失点にまとめ、今季初勝利を飾った。(6月10日 対 横浜DeNAベイスターズ)
・今井投手 7回125球2失点の好投で今季4勝目!!
7回表一死一,二の場面。今井投手はこの回ランナーを出すも中日・
ビシエド選手をダブルプレーに打ち取り無失点に抑えた。(6月12日 対中日ドラゴンズ)
◎野手部門
・岸選手 本拠地初ホームランを先頭打者弾で飾る!!
横浜DeNA・
坂本裕哉投手の初球を岸選手がとらえると、打球はセンター方向へ。同点に追いつく一発となり、本拠地初ホームランを自身プロ初の先頭打者弾で飾った!!(6月10日 対横浜DeNAベイスターズ)
・呉選手 勝ち越しのライト前タイムリーヒット
8回裏二死一,二塁の場面。
呉念庭選手が中日・
福敬登投手からライト前にヒットを放つと、二塁ランナーの岸選手がヘッドスライディングでホームイン!! この一打が決勝打となり、チームの連勝に貢献した!!(6月13日 対中日ドラゴンズ)
・外崎選手 復帰後初ホームランは値千金の同点打!!
3回裏二死。打席には復帰後初の先発出場となる
外崎修汰選手。
オリックスの先発・
宮城大弥投手が投じた直球をうまくすくい上げると打球はスタンドへ!! 復帰後初ホームランは値千金の同点打となった。(7月4日 対オリックス・バファローズ)
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