---- 最後の一球を投げ終えて、気迫はついに声に出た。 8月31日、ドラゴンズ戦の7回表。ベイスターズ先発、濱口遥大が109球目に投じたフォークは縦にストンと落ちる。体ごと回転するように空振り三振を喫した打者を見つめながら、左腕は何ごとかを短く叫んでマウンドから歩み下りた。 序盤に2点を失うも、4回以降…