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好敵手物語

【江川卓と掛布雅之の好敵手物語03】掛布に2ラン、満塁弾を浴びて江川がワーストKO

 

 週刊ベースボール4000号記念トークイベント第2弾として行わるのが、「江川卓×掛布雅之」の組み合わせだ。トークテーマは「伝統の巨人阪神戦」。盛り上がることは必至だが、トークショー開催に先駆けて、2人の好敵手物語をお届けする。

江川から2打席連続弾


江川から1試合6打点を稼いだ掛布[写真=BBM]


 江川卓と掛布雅之は9年間で計55試合、185打席(167打数)対戦し、14本塁打。平均すると「1年あたり1.5本」という計算になるが、「2打席連続本塁打」も1回あった。

 1983年6月30日(後楽園)で、巨人の先発は江川。四球で歩いた阪神・北村照文を一塁に置いた初回二死一塁の場面で、四番・掛布が初球を右翼席にたたき込み、12号2ラン。続く3回の第2打席は無死満塁の場面で掛布に回ってきて、再び初球をライトスタンドに運んだ。この時点で掛布は江川から1試合6打点も稼いだ。

掛布には9年で計14本塁打を浴びている江川[写真=BBM]


 江川はそのイニング、二死後に八番・捕手の笠間雄二からも2ラン本塁打を浴び、8失点。この回限りで降板した。先発して3イニングしか投げなかったのはルーキーイヤーを除けばこの時点で自身ワースト。「1試合8自責点」「1試合8失点」もプロ生活でこの日がワーストであり、江川にとって忘れたい屈辱の日となった。

 試合は8対3で阪神が勝った。阪神の先発は江川の巨人入団の際のトレード相手となった小林繁で、3失点の完投で8勝目(7敗。江川はこの日の負けで8勝5敗)を挙げた。この年限りで現役引退した小林は79年の阪神移籍以来の5年間で巨人戦通算13勝15敗1セーブという数字を残したが、この日が生涯最後の「巨人戦勝利」だった。


江川卓と掛布雅之が語る「伝統の巨人・阪神戦」
週刊ベースボール4000号記念トークイベント開催!

【日時】2025年9月28日(日) 12時開場 13時開演(14時半・終演予定)
【会場】ベルサール半蔵門[東京都千代田区麹町1-6-4 住友不動産半蔵門駅前ビル2F
【ゲスト】江川卓 掛布雅之
【MC】上重聡
◆会場チケット 料金:8,500円(別途手数料がかかります)
◆配信チケット 料金:2,000円(別途手数料がかかります)

【お申し込みはコチラ】「ローソンチケット」

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