阪神タイガース・大山悠輔内野手の自著『常に前へ』(ベースボール・マガジン社刊)が1月28日に発売。日頃、口数が決して多くはない大山が何を書いているのか。ファンや関係者の間で話題となっている。反響の声と、刊行に際しての大山自身の感想を紹介しよう。 
完成した著書『常に前へ』を開く大山悠輔
寡黙な男が何を書いているのか?
「多くを語らない男が本を出す?!」、「普段、あまり語る選手ではないので、どんな内容か楽しみ」、「正座して読みます!」などと、本書の刊行を知って、喜ぶ声が次々と上がった。
周囲でも大きな反応があったと話すのは大山だ。
「家族にもびっくりされました。え? 出すの? と。妹からは、『予約するわ〜』と連絡がきました(笑)」
メディアからの注目度が高い人気球団にあって、一言一句の影響力の大きさを十二分に知っている。「一生懸命しゃべろうとは思っていますが、しゃべりが得意なほうではないので」、日頃は言葉を慎重に選んで話すことが多くなる。本書刊行の依頼を受けたあとも悩んだが、新たなチャレンジをすると決めた。
「思ったより分厚くてびっくり」

タイトルを熟考する大山
出来上がった本を見ると、大山は笑顔でページを開いた。
「うれしいですね。思ったより分厚かったので、びっくりしました。一冊丸々、自分の本というのは初めてのことなので、濃い内容になったかと思います。不思議ではありますが……。本屋さんに行くと、棚に僕の本があるっていうことですよね(笑)」
大山の頭に浮かんだ言葉は「常に前へ」

掲載するプレー写真も大山本人が熱心にチェックした
本書では歩んできた野球人生を振り返りながら、その時々の心情を正直に綴っている。FA宣言後の葛藤と決断、日本シリーズ敗戦の悔しさ、ドラフトでの出来事、四番の重責。恩師やチームメートのエピソード。さらには子ども時代や、大好きな猫たちの話などなど。これまで明かしてこなかったトピックも多く含んでいる。
タイトルは『常に前へ』。悩みに悩み、多くの候補を書き出した紙を、じっと見つめた大山の頭に浮かんだ言葉だった。
同書には、多数の写真も収録されている。自身でチェックした迫力ある攻守走のシーンはもちろん、本人提供の子供時代の写真、愛猫たちとの秘蔵カットも。大山の思いが詰まった一冊。鑑賞用やプレゼント用に二冊、手に取る方も多そうだ。
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