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2026WBC

【WBCプールA展望】大混戦の様相もプエルトリコとカナダが有力

 

キューバも上位争い参戦


プエルトリコ代表[写真=Getty Images]


 1位通過の大本命と目されていたプエルトリコの戦力ダウンにより、プールAは大混戦の様相を呈している。プエルトリコはキャプテンを務める予定だったフランシスコ・リンドーアを筆頭に、カルロス・コレア、ホゼ・ベリオスら投打の主力が保険の兼ね合いで欠場、名三塁手ノーラン・アレナドが加わったものの、リンドーアらの欠場をカバーするほどのインパクトはない。とはいえ、過去の全5大会で1次ラウンドを突破している勝負強さと経験値は侮れず、1点でもリードして終盤を迎えれば、絶対的守護神のエドウィン・ディアスがいる。大本命ではなくなったが、1位通過の有力候補に挙げられるだろう。

 プエルトリコと1位通過を争うのはカナダか。5大会連続の1次ラウンド敗退を喫しているものの、組分けに恵まれなかった部分も大きく、今大会は初めてアメリカと異なる組に割り振られた。ジェイソン・タイオンがけん引する先発陣はいずれもメジャーで活躍した実績があり、ジョシュ・ネイラーとタイラー・オニールの両主砲が軸となる打線も強力。スーパースターのフレディ・フリーマンが欠場するだけでなく、ブルペンにも不安を残すが、初の1次ラウンド突破を1位通過で決める可能性は十分にある。

 前回大会でベスト4進出を果たしたキューバも上位争いに加わるだろう。チームの中心となるのはNPBと縁のある選手たち。投手陣はリバン・モイネロがエース、ライデル・マルティネスが守護神となり、先発もリリーフもこなすジャリエル・ロドリゲスの起用法も注目される。打線にもアリエル・マルティネス、アルフレッドデスパイネら複数のNPB経験者が並ぶ。プエルトリコとカナダのどちらかにエースのモイネロをぶつけ、勝利をつかみ取ることができれば、準々決勝進出の可能性はグッと高まるはずだ。

 前回大会で初勝利を含む2勝を挙げたパナマは投打とも悪くない布陣だが、前出の3チームに比べると迫力不足は否めない。打線は2年連続盗塁王のホゼ・カバイェロがチャンスメークし、現役メジャー・リーガーが並ぶ中軸でかえす得点パターンを確立したい。投手陣には昨季ガーディアンズで8勝を挙げたローガン・アレンが参戦。メジャー通算22勝のハイメ・バリアもおり、この2投手が先発する試合で勝利することができれば、1次ラウンド突破も見えてくる。

 3試合合計23得点/1失点と圧倒的な強さで予選を勝ち抜いたコロンビアはホゼ・キンタナとフリオ・テヘランの二本柱がしっかり実力を発揮することが準々決勝進出への絶対条件。ナビル・クリスマットとルイス・パティーニョもメジャー経験があり、先発4枚だけを見ればプールAの中でも上位の陣容だ。ただし、打線はパンチ力に欠け、ブルペンにも頼れる投手が不在。打線とブルペンの頑張り次第ではプールAのダークホースになる可能性も秘めるが、果たしてどうなるか。

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