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2026WBC

【WBCプールD展望】1位候補筆頭は「スター軍団」ドミニカ共和国

 

ベネスエラも投打に盤石


ドミニカ共和国代表のソト[写真=Getty Images]


 準々決勝で侍ジャパンが所属するプールCを突破したチームと対戦することになるプールD。強豪2チームを残りの3チームが追いかける展開になることが予想される。その強豪2チームのうち、1位通過に近いのはドミニカ共和国だろう。前回大会はまさかの1次ラウンド敗退を喫したが、今大会もスター軍団を形成。フェルナンドタティスJr.から始まり、ケテル・マルテフアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロJr.らスーパースターがズラリと並ぶ打線はアメリカにも引けを取らない。

 これまでは捕手の守備力に不安があったものの、今大会はフレーミングに定評のあるオースティン・ウェルズが加入。今大会屈指の攻撃力だけでなく、守りでも投手陣をバックアップしそうだ。投手陣は昨季サイ・ヤング賞投票2位のクリストファー・サンチェスと元サイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラの二枚看板。ブルペンにもメジャーを代表する剛腕が控え、投打とも盤石の布陣だ。アメリカ、日本と並ぶ優勝候補の一角と言っていいだろう。

ベネズエラ代表のレンジャー・スアレス[写真=Getty Images]


 ベネズエラも投打に一流の現役メジャー・リーガーをそろえる。打線は元MVPのロナルド・アクーニャJr.を筆頭に、昨季49本塁打のエウヘニオ・スアレス、デビューから2年連続でシーズン20本塁打&20盗塁を達成したジャクソン・チューリオ、キャプテンを務めるサルバドール・ペレスなど豪華なメンバー。投手陣はパブロ・ロペス、レンジャー・スアレス、エデュアルド・ロドリゲスが先発三本柱を形成し、ブルペンにもダニエル・バレンシア、ホゼ・アルバラードなどメジャーの主力クラスがいる。ドミニカ共和国との直接対決を制し、1位通過も狙える戦力だ。

 2強を追う筆頭はオランダか。2大会連続ベスト4入りの実績を持ち、セダン・ラファエラ、オジー・オルビーズ、ジュリクソン・プロファー、ザンダー・ボガーツと現役メジャー・リーガーが並ぶ上位打線はなかなか強力。ブルペンにも通算476セーブのケンリー・ジャンセンがいる。しかし、それ以外の投手陣と下位打線が弱く、リードした状況でジャンセンにつなぐ場面をどれだけつくれるかは不透明。元楽天アンドリュー・ジョーンズ監督の手腕に期待したい。

 ユダヤ系の現役メジャー・リーガーがチームの軸となるイスラエルは選手層が薄く、厳しい戦いが予想される。野手にはハリソン・ベイダーやスペンサー・ホーウィッツ、投手にもディーン・クレーマーやトミー・ケインリーといった好選手がいるものの、彼らの力だけでは強豪がそろうプールDは勝ち抜けない。

 予選を3戦全勝で突破したニカラグアも戦力不足が目立つ。昨季17本塁打のマーク・ビエントスが打線に加わったとはいえ、ほかにメジャーの舞台で活躍している選手は皆無。投手陣にもメジャーの主力クラスは不在でイスラエル同様、厳しい戦いとなりそうだ。

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