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ミズノが第3回大人の野球教室を主催 宮本慎也氏が打撃、守備で両方を指導

 

基本を見直す


第1部の守備編が終わり、全体での記念撮影[写真=BBM]


 ミズノが5月30日、「大人の野球レッスン」を明治神宮外苑室内球技場で開催した。第1、2回の内川聖一氏(元ソフトバンクほか)の打撃に続いて3回目。人気のイベントとして定着している。男女問わず草野球のプレーヤーから少年野球の指導者が集まり、軟式球で行われた。
 
 今回のテーマは「守備」と「打撃」。ゴールデン・グラブ賞10回、通算2133安打の記録を持つ宮本慎也氏(元ヤクルト)が講師として初登場。第1部は守備編、第2部は打撃編でそれぞれ約2時間、実技中心の指導が展開された。

 守備編では、抽選で選ばれた20人を相手に宮本氏は、「ボールを握る際、人差し指と中指は、指1本分ぐらいの隙間を空けましょう。その下に親指がくるイメージです」とすべての土台となるボールの握り方から説明。参加者20人全員の握りを確認するなど、基礎基本からレクチャーをした。

一人ひとりの握りを確認する宮本氏[写真=BBM]


 その後、キャッチボールへ。こちらも一人ひとり丁寧に指導を行っていた。

キャッチボールでも丁寧に参加者それぞれに指導を行った[写真=BBM]


 その後ノックに移り、参加者の一挙手一投足に対して「いいね!」「ナイスプレー!」「こういう風に動いてみよう」など宮本氏からの声が、室内練習場に響いた。

 仕上げは宮本氏からノック。3本目の締めでは「厳しいの、いくよ」と強い打球を打ったり、左右に振るなど、本気で参加者と接した。「ヤマを張ったから、もう一回!」。終始楽しく明るい雰囲気で第1部が終わった。

第1部の守備編では、宮本氏からのノックで終了[写真=BBM]


考えをアップデート


 第2部は打撃編が開催。守備編で参加していた11人を含む15人が参加した。

 宮本氏は「みなさんは、ダウンスイングをよしとする世代だと思います。ただ、今のトレンドは当時ダメとされていたことが正しいとされています」と技術の進化について言及。「バットがボールに当たったときの音に注目してほしい」と、置きティーで実演。ダウンスイングで打ったときと、現代の正しいとされるスイングで違いを実演。令和の「正しいスイング」とはレベルスイングである。その後、4グループに分かれて、打撃練習が行われた。

第2部の打撃編では、現代の常識とされるスイングについて説明[写真=BBM]


「宮本さんのYouTube『解体慎書』を全部見ています。その中で、右投げ左打ちの特有の動かし方について、聞こうと思っていました」と目的意識の高い参加者がいた。「実際に私がやってみたときにアドバイスをいただき、そのことについて深く聞けました」と、満足度は相当であったようだ。

 また、ある参加者は宮本氏のアドバイスで、打球の質が劇的に変わった。「宮本さんは、分かりやすく的確に言ってくれました。打球をとらえる感覚が、今までにないもので、ビックリしました。この感覚を忘れないようにしていきたい」と、大きな収穫を得たという。

 イベント終了後、宮本氏は「大人になっても、もっとうまくなりたいという熱量を感じられました」と総括。「自分たちの現役時代が当たり前ではなく、今の時代に合わせた技術を教えられたと思います。すべてに通じる、基本的なことを伝えました」と付け加えた。「これからも皆さんに教えていけるように、新しい理論などをしっかりと勉強していきたい」と決意を語った。

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