
FA野上の人的補償として移籍が発表された高木勇人
巨人は18日、フリーエージェント(FA)で獲得した
野上亮磨投手の人的補償として、高木勇人投手が
西武に移籍すると発表した。
高木勇人は、高卒で入社した三菱重工名古屋時代。4年目の11年に「何か自分の武器がほしい」と自ら握りなどを研究してカットボールを習得した。それまでの直球とフォークのコンビネーションから投球の幅が広がり、才能が開花。社会人でプレーして実に7年目にして待望のドラフト指名を受け、プロ入りを実現させた。
プロ1年目の2015年に先発ローテを勝ち取り、3、4月度の月間MVPに選出。新人王争いにも名が挙がった。最終的には9勝10敗、防御率3.19だった。
故障もあった今季は16試合登板で1勝2敗、防御率2.63だった。