
5月の月間MVPに選出された4選手
7日にセ・パ両リーグから2018年5月度の「日本生命月間MVP賞」の受賞選手が発表された。週刊ベースボールONLINEで実施したアンケート結果も合わせて紹介します。
セ・リーグ月間MVP
【セ投手部門】
広島・
大瀬良大地投手

嬉しい初受賞となった大瀬良大地
成績 4試合 4勝0敗 投球回31 防御率2.03 完投2 奪三振25 自責点7
大瀬良投手は、5月は登板した全ての試合で勝ち星を挙げ、リーグトップとなる4勝を記録。3年振りの完投勝利を含む2完投も評価され、防御率で上回っていた
菅野智之投手を抑えての受賞となった。広島からの投手部門の受賞は2016年6月度の
野村祐輔投手以来。
【セ打者部門】
中日・
アルモンテ外野手

3、4月も候補選手に挙がっていたアルモンテ。開幕から好調を維持している
成績 25試合 打率.371 36安打 5本塁打 21打点
アルモンテ選手は、打率.371、リーグトップとなる36安打を記録。出場25試合中23試合で安打を放ち、マルチ安打も10度記録。25試合全てで出塁するなど、3番打者としてチームの月間2位に大きく貢献し、来日1年目で初受賞となった。
パ・リーグ月間MVP
【パ投手部門】
楽天・
岸孝之投手

チーム状態が上向いてこない中、孤軍奮闘を続けた岸
成績 5試合 3勝0敗 投球回40 防御率1.35 完投2 完封1 奪三振37 自責点6
岸投手は5月度、5試合に先発登板し3勝をマーク。防御率1.35、投球回40、奪三振37がリーグトップだった。完封勝利を含む3度の完投も評価され、
西武在籍時の2008年8月度、2014年5月度に続き、自身4年ぶり3度目、2017年の楽天移籍後では初めての月間MVP獲得。
【パ打者部門】
ソフトバンク・
柳田悠岐外野手

圧倒的な成績でチームを引っ張った柳田
成績 26試合 打率.387 41安打 7本塁打 23打点 5盗塁
柳田選手は5月度、安打、二塁打、打点、塁打、打率、長打率、得点圏打率がリーグトップという圧倒的な成績を記録。22試合で安打を放ち、14試合で打点を挙げ、出塁なしで終わった試合は1試合のみだった。2014年5月度、2015年8月度、9月度、2017年6月度に続き、自身5度目の月間MVP獲得。
週刊ベースボールONLINEアンケート結果
週刊ベースボールONLINEでは、5月の月間MVP賞候補選手が発表された5月22日から5月7日までアンケートを実施した。セ・リーグの投手部門では、勝ち星こそ2勝だったものの好成績を上げていた
巨人・菅野智之選手に多くの票が集まり、野手部門では、5月の前半に好成績を上げた
DeNA・
J.ロペス選手に多くの票が集まった。それ以外は、ファンの方々からいただいた投票と一致する結果となった。
■セ・リーグ
投手部門1位 菅野智之(巨人)
野手部門1位 J.ロペス(DeNA)
■パ・リーグ
投手部門1位 岸孝之(楽天)
野手部門1位 柳田悠岐(ソフトバンク)