年が明け、各チームの陣容がほぼ固まった。新加入選手名鑑に続き、ここでは最新のメンバーリストを掲載する。 ※情報は2021年1月10日現在 
優勝への手応えは与田監督も十分に感じているはずだ
[2020年成績]セ3位 60勝55敗5分 打率.252 防御率3.84 与田剛監督にとって3年契約の3年目。5位、3位と順位を上げ、今年はVへの期待が高まる。
シーズンオフに入るとすぐに2人の助っ人を獲得した。左の中長距離砲の
ガーバーと中継ぎ左腕の
ロサリオだ。外野手のガーバーはシュアな打撃が売り。
アルモンテの代役としての活躍が期待され、奪三振率が高いロサリオは勝利の方程式に加わってリリーフ陣の厚みを増したいところ。投手陣で言えば、ドラフト2位の
森博人も開幕一軍が期待できる逸材だろう。
阪神を戦力外となった
福留孝介が14年ぶりに復帰。代打としての出場が多くなりそうだが、手薄な外野陣を考えればレギュラー奪取の可能性もある。ガーバーが不振の場合はさらに出番が多くなりそうだ。面白いのはドラフト6位のルーキー
三好大倫。攻守走と三拍子そろったプレーヤーで外野手争いに加わり、チームに新風を巻き起こせる存在となれるか。内野陣は固定されているものの、怖いのは故障者が出たときだ。控え選手層の薄さはシーズンを通して戦う意味でも大きな課題。その意味で2~3年目を迎える
石川昂弥、
岡林勇希、
根尾昂ら、若竜の奮起に期待がかかる。
担当記者のこの男の“ココ”に注目! 平田良介

外野手/#6 [2020年成績]55試合、39安打、3本塁打、17打点、0盗塁、打率.235
初心に戻ってレギュラー奪取を 昨年は開幕から不振を極め、最後まで“らしさ”が戻らなかった。本来は打撃はもちろん守備も走塁も高いレベルを誇る好プレーヤー。得点力不足の打線において平田の長打力は大きな魅力だ。勝負強い打撃で復活にかける。全試合出場が目標。(TM)
中日ドラゴンズ 2021 メンバー表
注釈:○=新加入、△=移籍、★=20年オフに支配下から育成、■=背番号変更、名前横は背番号 【監督】
92与田剛
【一軍コーチ】
83
伊東勤、93パウエル、73
栗原健太、85
村上隆行、74
阿波野秀幸、84
赤堀元之、80
中村武志、88
荒木雅博、89
英智 【二軍監督】
72
仁村徹 【二軍コーチ】
90
立石充男、71
波留敏夫、87
門倉健、86
小笠原孝、81
浅尾拓也、75
武山真吾、76
渡邉博幸、78
工藤隆人 【投手】
11
小笠原慎之介、12
田島慎二、13
橋本侑樹、14
谷元圭介、16
又吉克樹、17
柳裕也、■18
梅津晃大、○19
高橋宏斗、21
岡田俊哉、22
大野雄大、24
福谷浩司、25
佐藤優、○28森博人、29
山井大介、33
祖父江大輔、34
福敬登、36
岡野祐一郎、38
松葉貴大、40
石川翔、41
勝野昌慶、○42ロサリオ、43
三ツ間卓也、46
鈴木博志、47
笠原祥太郎、50
清水達也、■53マルク、54
藤嶋健人、59
山本拓実、○64
福島章太、○65
加藤翼、67
ロドリゲス、69
濱田達郎、97
R.マルティネス、98
木下雄介 【育成投手】
★201
竹内龍臣、○202
近藤廉、○203
上田洸太朗、204
丸山泰資、○206
松木平優太、207
松田亘哲、★208
垣越建伸 【捕手】
27
大野奨太、35
木下拓哉、44
郡司裕也、52
加藤匠馬、57A.
マルティネス、58
石橋康太、68
桂依央利 【育成捕手】
△★209
山下斐紹 【内野手】
0
高松渡、1
京田陽太、2石川昂弥、3
高橋周平、5
阿部寿樹、7根尾昂、32
石垣雅海、37
三ツ俣大樹、○45
土田龍空、48
溝脇隼人、55
福田永将、63
堂上直倫、66
ビシエド 【育成内野手】
205
石岡諒太、○210ルーク
ワカマツ 【外野手】
4
藤井淳志、6
平田良介、8
大島洋平、△9福留孝介、23
遠藤一星、26
井領雅貴、○30三好大倫、31
渡辺勝、49
伊藤康祐、51
滝野要、56
武田健吾、60岡林勇希、○99ガーバー