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大谷翔平、投打同時出場で自己最多7勝目 打っては第1打席で大飛球の二塁打

 

エンゼルス・大谷翔平


 エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・投手」で今季14回目となる投打同時出場。投げては6回2失点でメジャー自己最多を更新する7勝目をマークした。打撃では第1打席で二塁打を放つなど、3打数1安打1四球。チームは6対3で勝利している。

 初回のマウンドでは本塁打、打点でリーグトップを争うゲレーロJr.に2死から左安打を許したが、後続を抑えて無失点。2回、3回も三者凡退に打ち取って安定した立ち上がりを見せた。4回に四球と暴投でまねいたピンチに4番ヘルナンデスと6番グリチェクにタイムリーを許して2失点。だが、5回、6回は再び安定した投球で無失点に抑え、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。

 打撃タイトル争いのライバルであるゲレーロJr.に対しては第1打席で安打を許したものの、4回の第2打席ではスライダーで空振り三振。6回の第3打席は結果的に四球で歩かせたが、この打席ではこの日最速となる98.7マイル(約158.8キロ)の速球が投じられた。

 投手としては6回を投げて99球、3安打6奪三振3四球2失点(自責点2)の内容で防御率2.93。今季17試合の登板で7勝1敗となった。

 打撃では初回の第1打席でセンターへ二塁打。ブルージェイズ先発の右腕ベリオスが1ボール2ストライクから投じた5球目の内角シンカーをはじき返し、打球速度112マイル(約180.2キロ)の大飛球だった。2回の第2打席は四球、3回の第3打席は中飛、6回の第4打席は見逃し三振となっている。

 前日に14試合ぶりとなる38号本塁打を放った大谷は、これで3試合連続の長打を記録。打率.268、38本塁打、84打点となった。

写真=Getty Images

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