
エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]
エンゼルスの大谷翔平投手は9月30日(日本時間1日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場した。第1打席で三塁打、第4打席で二塁打と2本の長打を放ち、5打数2安打1打点で打率.259。チームは6対7で逆転負けを喫した。
レンジャーズの先発は右腕オットー。大谷は初回の第1打席、1ボール1ストライクからの3球目のチェンジアップを捉えると強烈な打球での右翼線三塁打。一塁走者のマーシュが生還して、適時打となった。これで大谷は今季99打点とし、日本人選手では2007年の
松井秀喜以来となる100打点に大手をかけた。
3番手の左腕B・
マーティンとの対戦となった6回2死での第4打席では、三塁線へのゴロが左翼へ抜け、大谷は二塁へ到達。通常のシフトであれば平凡な三ゴロの打球だったが、右寄りの内野シフトと快足によって結果的に二塁打となった。大谷は今季17度目となる1試合2長打以上を記録した。
期待された8試合ぶりの本塁打は出なかったものの、この日の三塁打でリーグ単独トップとなるシーズン8三塁打。本塁打王争いは首位のロイヤルズ・ペレスと3本差がついたままだが、今季最終カードとなる1日(同2日)からのマリナーズ3連戦でどこまで差を詰められるか注目される。