Honda硬式野球部(寄居町、小川町)は南関東第3代表として、7年連続37回目の第94回都市対抗野球大会に出場する。2020年以来、4度目の黒獅子旗を目指す入社8年目の正捕手で主将・辻野雄大(白鴎大)がHondaのDNAである「挑戦への原動力」について語った。 
Honda・辻野雄大
「エンジン管理課では、いつも野球部を気にかけてくれ、感謝しかありません。今回の都市対抗出場の際も『勝って、良かったね』との激励が、私にとって『挑戦への原動力』です。
Honda硬式野球部とHonda熊本硬式野球部が2勝すれば、準々決勝で対戦します。熊本の片山(
片山雄貴)ら同級生とも、かねてから『いつかやりたいね』と話をしてきました。今季はHonda硬式野球部が2勝していますが、意識はしません。機会があればHonda熊本硬式野球部に勝ち、Honda硬式野球部としての面目を保ちたいと思います。
Honda創立75周年、埼玉の野球部として出場する最後の都市対抗。2つの節目ですが毎年、黒獅子旗を目標に勝負しています。先輩が築いた伝統を継ぎ、今後のHondaを考えながら、グラウンドでは圧倒的な存在感を出したいと思います。
私たちの本業である野球、この仕事に誇りを持ち、全力で向き合っているということ、自信を持って言えます。Hondaとして大事にするチャレンジを続け、勝つことで企業姿勢を示す。2023年のスローガンに掲げているように、チーム内でも『挑戦』という言葉が、昨年以上に出ています。大応援団が力になります。目の前の一戦を、必死に取りにいきたいと思います」
PROFILE つじの・たけひろ●1993年6月16日生まれ。茨城県出身。179cm86kg。右投左打。波崎柳川高-白鴎大。入社8年目。