キャリアというキャリアを積んでいないので、4勝目で自己最多に並んだという思いはなく、まだここからかなと思っています。3年目(2勝)、4年目(3勝)は登板数も少なくて結果がかみ合わなかったという感じでした。それが、ようやくいい形でできているのかなと思います。

　9月1日のヤクルト戦(マツダ広島)では9回無死満塁という難しい状況で栗林(栗林良吏)さんに渡してしまいました。最後まで投げたかった。9回のマウンドは3度目(2完投)でしたし、もう一段階レベルアップするために何が必要かなと考えながら練習に取り組んでいます。プロ初完封を次へのモチベーションに、そこを越えていきたいです。

『週刊ベースボール』2024年9月23号(2024年9月11日発売)より

写真=BBM