プロの世界は、より一球一球で試合が決まるので、いつもよりも集中力を高めてプレーの一瞬に臨んでいます。ただ、少し余裕を持ってしまって、立ち遅れてしまったらダメなんですけど、ある程度は状況を考えられる『余裕』が見えてきたことも確かです。このあたりは年数を重ねていくからこそ、経験できることなので、もっと経験を重ねていきたいです。
僕はどちらかと言えば『もう、打つしかない』という場面のほうが、良い結果が出ています。何も考えていない場面ほど、うまくいく瞬間もある。そこにたどり着けるまで一生懸命に練習を続けて、今年もその一瞬に巡り合えるように頑張っていきたいなと思っています。
『週刊ベースボール』2025年2月3日号(2025年1月22日発売)より
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