
巨人OBの筆者は坂本に大きな期待を寄せている
絶妙な原監督のさい配
開幕から2カ月が過ぎ、どのチームも40試合以上を戦い終えたことになる。今年は120試合制だから、早くもペナントレースの3分の1を消化した計算だ。
セ・リーグは巨人が首位を走っている。一時はこのまま独走するかと思われたが、ここに来て少し勢いが落ちたように見える。長いシーズンには個人と同じでチームにも調子の良し悪しが必ずある。良い状態を長くキープし、悪い状態をいかに早く抜け出すかが重要だろう。
巨人に対抗できるとしたら戦力的には
DeNAが一番手だ。戦力的には巨人を上回っているかもしれない。ただ、ここは
ラミレス監督のさい配次第。データを重視するのは構わないが、あまりに偏ったさい配をしてしまうと、選手はもちろんコーチたちも不安になり、チームのまとまりがなくなる。連敗が続いたときがポイントになる。
阪神は
ボーアや
サンズ、外国人頼みの部分も大きいが、それでも浮上のカギを握るのは若き大砲の
大山悠輔ではないか。生え抜きの大山が不動の四番として役割を果たせば、阪神にもチャンスは出てくる。ちなみに開幕直後は不振だったボーアだが、本来の調子を取り戻しつつある。シーズンが終われば、それなりの数字を残しているだろう。
開幕前の下馬評を覆して
ヤクルトが健闘しているが、・・・
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