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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「野球好きの子どもたちの宝物として」

 

野球殿堂博物館のあるアメリカのクーパーズタウン。イチローも「時間の流れ方が明らかに違う」と言う街に、日本の野球カードの歴史を紹介する一冊も置かれている[写真=Getty Images]


時の流れが異なるクーパーズタウン


 先月末、イチローの野球殿堂入りを祝うセレモニーを見届けるために、アメリカのクーパーズタウンへ行った。初めて行った1988年以来、この街へは何度も来ているのだが、この夏のセレモニーを見るのは2度目。1度目は17シーズンにわたってオリオールズの監督を務め、70年のワールド・チャンピオンを勝ち取ったアール・ウィーバーが殿堂入りを果たした96年の夏のことだった。

 野茂英雄がメジャー・デビューを果たした翌年、アメリカのさまざまな野球を見ようとショートシーズンのサマー・リーグの取材に来たときのことだ。MLBのマイナー組織再編の煽りを受けて2020年限りで崩壊したシングルAのニューヨーク・ペン・リーグは、マイナーがどのように成り立っているのかという仕組みがじつに興味深く、このときに得た見識は野球を取材する上での財産となった。

 ちょうどその取材の最中に・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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