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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「WBC独占ネット配信 NPBの果たす役割とは」

 

14年ぶりの世界一となった2023年の第5回WBCは大谷翔平らの活躍で日本中が熱狂。ネット配信のみとなることで歴史的瞬間を見られない人が増える弊害も……[写真=Getty Images]


高校野球地方大会はスマホ視聴が頼り


 今年の7月はかなりの期間、アメリカに滞在していたのだが、その間、寝不足に悩まされた。もともと日本でも不規則な生活を強いられていたため、海外へ行っても時差ボケとは無縁だった。しかし物理的に寝る時間が少なくなるとなれば、寄る年波には堪える。

 これ、じつはバーチャル高校野球のせいだ(笑)。夏の地方大会真っ盛りの7月、アメリカの深夜は日本の高校野球タイムだ。群馬大会の決勝でタイブレークの末に前橋育英を下した健大高崎、神奈川大会の準々決勝で平塚学園を相手に9回裏、1点ビハインドをひっくり返した横浜、静岡大会の準々決勝で実現した静高と静商の伝統校対決、愛知大会の決勝で粘る東邦を振り切った豊橋中央……挙げればキリがないほどたくさんの地方大会の名勝負をアメリカで観た。寝不足の原因となったバーチャル高校野球には感謝しかない。

 アメリカで高校野球を観るとなればスマホが頼りだ。地方大会の試合はすべてスマホで観ている。野球中継を観るのは大画面のテレビだと思い込んでいたのだが、思えば最近はけっこうな試合数・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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