週刊ベースボールONLINE

石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「幻のワールドシリーズ お宝チケット秘話」

 

2001年、ヤンキースとのア・リーグ頂上決戦第5戦で、イチローは一度も守ったことのないレフトを守った。選手起用の迷走もありワールドシリーズ進出はならなかった[写真=Getty Images]


イチローの誕生日に最強マリナーズの終戦


 宝物の自慢話におつきあいいただきたい。仕事部屋に続く廊下に飾ってあるのは額に入れた2001年、ポストシーズンのチケットシートである。“シート”と書いたのは、10枚のチケットが1枚のシートになっていて、試合が行われるたびに1枚ずつ切り離しながら使う形になっているからだ。

 シアトルで行われることになっていたディビジョンシリーズの最大3試合、リーグチャンピオンシップの最大4試合。そしてワールドシリーズのシアトルでのチケットにはゲーム3、4、5の表記があった。この頃のワールドシリーズのホームアドバンテージがナ・リーグとア・リーグへ隔年で与えられていたため、この年のワールドシリーズは第3、4、5戦がシアトルで行われることが早々に決まっていたからだ。

 この01年のシアトルでのワールドシリーズのチケットが幻となったことは、四半世紀も前のこととはいえ、昭和生まれの野球好きなら憶えているだろう。01年のマリナーズは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング