
NPBでは守備妨害を取られかねないため一塁までファウルラインの内側を走ることはないが、MLBのルール変更によってWBCの今大会では走路も変わった[写真=Getty Images]
選手が戸惑った前回大会との大きな違い
WBCの野球の話をしよう。
MLBとNPBは、前回のWBCで日本が世界一になってからの3年だけでも、野球そのものの形を大きく違えてきた。目に見えて分かりやすいのはピッチクロックやピッチコムの導入なのだが、それ以外にもストライクゾーンの違いや内野手が守る位置の制約、一塁までの走路の違いなど、野球のルールがいくつも変わっていた。今回のWBCでは、そのあまりの変化にNPBの選手が戸惑った。それは2023年の世界一メンバーも例外ではない。なぜならその変化のほとんどが、3年前には感じない違いだったからだ。
たとえば走路について、NPBでは一塁までファウルラインの内側を走ることはない。内側を走るとそれだけで守備妨害を取られかねないからだ。しかしMLBでは2024年からルールが変わり、ファウルライン内側のフェア地域も含めて土の上なら走っていいとなった。つまりバッターランナーの両足が土を蹴っている限り、守備妨害にはならず、そうした備えはNPBでプレーしている限りは考えなくていいはずのオプションだった。
守備位置についても・・・
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