
イチローの母校・愛工大名電を率いる倉野光生監督は、野球の基礎に立ち返って選手に向き合うことの大切さを、イチローからあらためて気づかされたという[写真=BBM]
全国の注目校を“どこでもドア”観戦
この季節は高校野球漬けだ。
全国を渡り歩くしかなかった時代にはあり得ない“どこでもドア”的な観戦を実現させてくれるのが『バーチャル高校野球』で、地方大会の一試合をまるごと堪能できるのだから堪えられない。朝から全国を縦横無尽に飛び回って、気になる高校の試合を見届ける。
全国の地方大会を追うとき、必ず探す高校がいくつかある。ここ数年、イチローの高校指導をすべて取材してきたこともあって、智弁和歌山、国学院久我山、千葉明徳、高松商、新宿、富士、旭川東、宮古、大冠、岐阜、中越、九州国際大付、愛工大名電の13校はとくに気にして追い掛けている。
この夏は新宿、宮古、中越が初戦敗退、富士、旭川東、岐阜が1勝を挙げたところで敗退、国学院久我山、千葉明徳は2勝して敗れ、大冠は3つ勝ったが、それでも大阪大会のベスト8に残ることはできなかった。秋の明治神宮大会で優勝し、センバツにも出た九州国際大付も福岡大会の準決勝で逆転負けを喫した。このコラムを綴っている7月23日の段階で智弁和歌山は和歌山大会の準決勝へ勝ち上がり、高松商が香川大会の決勝へ進んだ。そして愛工大名電は愛知大会のベスト4に残っている。
すでにイチローと直に接した選手は・・・
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