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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「最優先に先行投資すべき女子野球の“プロ化”」

 

イチロー率いるKOBE CHIBENと高校野球女子選抜との一戦は、高校女子野球選手にとって夢の舞台。今年も東京ドームで6回目の対戦を行う。写真は24年、東京ドームでの試合後の記念撮影の一コマ[写真=BBM]


WPBL誕生で開けた女子プロ野球への道


 グーグルマップで検索すると、シカゴから車で3時間はかかりそうだ。イリノイ州スプリングフィールドで今夏、WPBL(女子プロ野球リーグ)が始まった。ニューヨーク・ハイツ、ボストン・ハンターズ、サンフランシスコ・ファイアベルズ、ロサンゼルス・クイーンズの4チームがこの街のロビン・ロバーツ・スタジアムでリーグ戦を行っている。

 8月1日に始まったリーグ戦は1チーム15試合ずつ。9月7日に終了し、1位から4位までの順位が決まる。ポストシーズンは9月10日にスタート、リーグ戦の1位と4位、2位と3位がそれぞれセミ・ファイナルを戦い、先に2勝したほうが9月17日からのチャンピオンシップへ進む。そこで3勝したチームがWPBLの初代王者の座に就くというわけだ。

 各チーム、出場ロースターが15人に限られる中、このリーグでプレーする日本人選手は、女子野球W杯で日本代表のエースとして3大会連続のMVPを獲得している36歳の里綾実(クイーンズ)や、開幕から全試合に出場して8月終了時点でリーグ2位タイの20安打を放っている25歳の米谷奈月(ハイツ)ら8人。その中に、中学時代には東京ドームで、高校では甲子園で胴上げ投手となった22歳の島野愛友利(クイーンズ)もいる。ジャイアンツ女子で野手と投手の二刀流としてプレーした島野は、アメリカでも野手として守りながらの二刀流に挑んでいた。

 8月29日のハイツ戦では・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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