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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「右のホームランバッターの“パイオニア”鈴木誠也」

 

メジャー5年目の今季は4年連続20発となる26本塁打をマークした鈴木。強力なカブス打線をけん引した[写真=Getty Images]


初めて越えたメジャーの高い壁


 NPBでシーズン20本以上のホームランを打ってMLBへ舞台を移した右バッターは過去、新庄剛志から今年の岡本和真まで、6人。そのうち中村紀洋を除く5人がメジャー1年目に2ケタのホームランを放っている。

 2001年の新庄剛志は10本、05年の井口資仁は15本、06年の城島健司は18本。そして城島から15年も開いて22年、鈴木誠也が14本のホームランを打って、今年、岡本和真が33本を記録した。

 もちろん1年目の岡本の数字は称賛に値する。しかし鈴木の数字には別の意味で驚嘆させられる。1年目の14本にではなく、そこから5年間の数字に驚かされるのだ。鈴木は1年目に14本を打ったあと、2年目に20本、3年目に21本、4年目に32本、5年目の今シーズン、26本を打っている。先に挙げたメジャー1年目に2ケタのホームランを打った右バッターの新庄、井口、城島のその後の推移を見てみると、こうなる。

・新庄 10→9→1
・井口 15→18→9→2
・城島 18→14→7→9

 この3人はメジャー5年目を迎えることはできなかった。メジャーで・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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