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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「取材記者泣かせのMLBポストシーズン」

 

01年同時多発テロが起きた1カ月後のディビジョンシリーズ。シアトルで行われた第5戦はマリナーズが勝利したが、試合開始までに球場にたどり着けた記者は限られていた[写真=Getty Images]


直前まで第1戦の開催地が決まらず……


 ホークスとタイガースがリーグ優勝を果たした。しかし日本シリーズに出場するためにはクライマックスシリーズを勝ち抜かなければならない。取材する身としては自宅から離れた街で日本シリーズが行われるとなれば、飛行機やらホテルの予約が不可欠だ。ただクライマックスシリーズが行われるため、日本シリーズの組み合わせがギリギリまで決まらない。したがって、いくつものパターンを用意しておかなければならなくなる。

 それでも日本シリーズのホームアドバンテージ(第1、2、6、7戦の本拠地開催)は偶数年がセの、奇数年がパの球団に与えられるため、第1戦が行われる可能性がある球場の数は半減する。今年ならCSへ出場する球団の半数が関東だったため、たとえばホテルは土、日が大阪、平日は福岡と札幌の予約があれば事足りた。

 それがアメリカとなると取材する側は悲惨だ。以前のワールドシリーズを思い起こすと、2002年までは日本シリーズと同じくリーグごとに隔年でのホームアドバンテージが決まっていた。03年からはその年のオールスターゲームで勝ったリーグがホームアドバンテージを得ることになって、少なくともどちらのリーグがホームアドバンテージを得るのかについては早々に分かっていた。

 ところが17年からは・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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