幼少期の一時、日本で過ごした経験を持つC.ヒュンメル。来日1年目の今年は日本の文化に対し「思ったよりも違いは無かった」と語る。一方で野球は「勉強中」と語り、「チェスゲームのようだ」と試行錯誤を繰り返す日々を送っている。それでも目標は揺るがない。目標はチームに貢献すること、そして優勝だ。 取材・構成=早川大介 写真=桜井ひとし、榎本郁也、大賀章好 ※成績・情報は5月17日現在 感じた日米の違い
昨年は3Aで44試合、打率.297、13本塁打、35打点。OPSは高水準の1.074という鳴り物入りの数字を残し、NPB入りを果たした。しかも、幼少期には日本在住経験もあり、日本の文化にも慣れ親しんでいる。 ――ベイスターズのクラブハウスの雰囲気はいかがですか。
ヒュンメル 本当に素晴らしいグループに囲まれていて、毎日楽しいですし、来日した直後から温かい雰囲気で迎え入れてくれたので、非常にいい雰囲気でやれています。
――仲の良くなった選手はいますか。
ヒュンメル 基本的にみんな優しくて話しやすいですけど、中でも
筒香嘉智選手は、サンフランシスコ・ジャイアンツ時代に一緒に時間を過ごしたこともあるので、何か困ったことがあれば彼に相談しています。本当に頼りになる存在です。あとはトレードになりましたが、
山本祐大とも本当にいつも気さくに話していて、いい関係でした。
ショーン・レイノルズはもちろん同じアメリカ出身なので。
松尾汐恩や
成瀬脩人と話すことも多いです。ただ、本当にチームのみんなとコミュニケーションを取っています。
――日本で驚いたことはありましたか。
ヒュンメル 特にこれといった驚きはなかったんです。というのも、日本の野球やカルチャーがアメリカと違うという部分は、ある程度、頭にある状態で日本に来たので。もちろん、ちょっとしたニュアンスが違ったりはするんですけど、結局は野球ですし、アメリカでも日本でも、そこは変わらない部分です。特に野球に対する姿勢は日本にいてもアメリカにいても変わらない。周りから言われていた「こういった違いがあるよ」っていうことが、実際にはそこまで自分では感じなかったっていうことが、逆に一番驚いたところですね。
――幼少期に日本で過ごされていたことが大きいんですね。
ヒュンメル そうですね。日本のカルチャーをある程度、すでに経験していたことが大きかったと思っています。小学校2、3年生のときに日本で過ごして、代官山に住んでいましたが、文化的な部分をすでに経験していたことは今の生活にも生きている部分はあると思います。特に武蔵府中リトルで過ごした時期は・・・
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