一昨年、昨年と続けて攻守にわたる活躍を見せ、今季も正捕手として開幕から好調ぶりを存分にアピールした。1つでも多くの勝利をつかむために、扇の要として投手陣をリード。この先の戦いを、冷静に見据えている。 取材・構成=多田まりや 写真=高原由佳 ※成績・情報は9月24日時点 初球から狙う意識
今季は主に七、八、九番の下位打線を担いながら、自身最多の7本塁打をマーク。シーズン中盤には左手中指の打撲もあり、調子が思うように上がらない苦しさも味わった。それでも、打席の中で持ち味でもある積極性を前面に出しながら、結果を残し続けている。 ――7月1日の
オリックス戦(エスコンF)では、
加藤貴之投手の完封勝利をアシストしました。
田宮 あのときはバッターに対して攻めるところと攻めないところを明確にした結果、それがちょうどうまくかみ合って、完封勝利ができました。
――この試合の打撃面では、第2打席で適時打を放ちました。
田宮 チャンスだったので、初球から積極的にいこうと思い切っていった結果が、ヒットになった感じですね。
――今季は早い段階で仕掛け、初球の打率は.355をマークしています。
田宮 僕に初球から、いきなりボール球で入ることもあんまりないと思うので。下位打線を打つことが多いですし、初球からカウントを取りにくる甘い球は、打とうという気持ちでずっと打席に立っています。
――甘い球を逃さない姿勢が結果につながっていますか。
田宮 早い段階でヒットが出ているのは、やっぱりそういうことが良いのかなと思っています。
――下位打線を任されていますが、大事にしていることはありますか。
田宮 すごく大きなことはないですけど、ずっと同じような打順で出させてもらっているので、自分のリズムもつくりやすいです。いきなり上位に行ったり、下位に回ったりとバラバラじゃない。それが良かったのかなと思います。
――第1打席、第2打席以降とで入り方の違いなどはありますか。
田宮 下位打線なので、3打席目、4打席目が回ってこない可能性もあります。しっかり・・・
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