【タテのカットボールの握り】 ここまで3球種を紹介してきましたが、球種が増えれば投球の幅も広がっていくことも理解いただけたでしょうか。僕の習得順で言えば、次は2つ目のチェンジアップとなりますが、この球種の前に以前紹介したスライダーの感覚の応用となる『タテのカットボール』を今回は紹介したいと思います。
というのも、タテのカットボールを覚えた経緯が、大きくタテと横に曲がるスライダーだけでなく、小さい変化のボールを投げたかったこと。そこで、スライダーの握りを改良して投げることで、覚えた球種なんです。指の位置をズラしてヒントを得て、たどり着いた球種。タテに落とすために回転数と同時に回転軸を考え、習得したボールなんです。なので、僕の握りを参考にしつつ、どうすればタテに落ちるのかを理解し、自分なりの握りや投げ方を探してみてください。僕が紹介することは正解ではなく1つのヒント。完全コピーを目指すのではなく、ボールが変化する原理を理解して独自の変化球をつくる気持ちで読んでみてください。それでは握り方から紹介しましょう。
【握り方】人さし指が最重要
【スライダーの握り】 
2021年5月10日号掲載
ポイントは人さし指。投げ方、覚え方につながっていくのですが、人さし指でボールを投げたいので、人さし指を縫い目に沿うように握ってください。連載第3回(2021年5月10日号)で紹介し、上記にも掲載しているスライダーの握りから指をズラせばOK。僕自身もスライダーの握りからズラすことから始めました。なぜ人さし指なのかは、求める変化量が小さいため、回転数を減らしたいから。そのためには指でボールに与える力を減らす必要があるんです。なので、中指よりも力が弱い人さし指で投げるため、この握りにした。すると自然と親指の位置もズレますが、あくまで“人さし指で投げる”ための握りなので・・・
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