
イラスト=イワヰマサタカ
阪神タイガースの「六甲おろし」、
読売ジャイアンツの「闘魂こめて」などの球団歌、高校野球の「栄冠は君に輝く」、NHKのスポーツ中継のオープニング・テーマ曲などなど、野球関係の楽曲を数多く生み出した作曲家の古関裕而さんが、特別表彰で野球殿堂入りを果たした。音楽関係者が野球殿堂に入るのは初めてだ。2020年のNHK朝ドラ「エール」のモデルで、この年から候補としてノミネートされていたのだが、年々、着実に票数を伸ばし4年目で選出された。
日本野球とアメリカン・ベースボールの違いについて、いろいろ語られてきたが、文化面もずいぶん違うと思う。そのひとつが球団歌だ。アメリカにも「ヒア・カム・ザ・ヤンキース」など、球団歌らしきものもあるが、あちらはラフでポップだ。
一方、日本は・・・
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