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綱島理友のサブカルノート

ベースボール百科 トラウト大谷連弾で気づいた野球界に生き残っていた死語

 

イラスト=イワヰマサタカ


 大谷翔平の今シーズン第1号本塁打。マイク・トラウトとの連発を見て、「アベック本塁打」というフレーズが頭に浮かんだ。今どきこんな言葉が浮かぶなんて。私は紛れもなく「昭和の野球ファン」だ。

 言うまでもないが「アベック」という言葉は死語だ。20代の駆け出し雑誌編集者だったころ、同僚がデスクから「今どきアベックなんて言葉を使うやつがいるか。カップルって書き直せ」と、怒られていた記憶がある。1980年代の話だ。雑誌業界には使うと恥ずかしい死語というのがある。ほかにも「チョッキ→ベスト」、「バンド→ベルト」、「ジーパン→ジーンズ」などいろいろだ。

 ところがですね、今回のトラウトと大谷の連弾後、ネットニュース、テレビ、スポーツ新聞などで・・・

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