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イラスト=イワヰマサタカ
プロ野球にクライマックスシリーズ(CS)は必要不可欠の仕組みだ。これがあることで、シーズンは終盤まで盛り上がる。以前は秋になると消化試合だらけになった。しかしこのシステムが導入されるまでには試行錯誤があり悲劇もあった。
その原点はパ・リーグが2004年に導入したプレーオフだ。この年はプロ野球激動の一年で、
日本ハムファイターズの北海道移転のあと、いわゆるプロ野球再編騒動が勃発。大阪近鉄バファローズと
オリックス・ブルーウェーブの球団合併、それに反対する選手会のストライキ、
東北楽天ゴールデンイーグルスの新規加盟と続いた。
しかしペナントレースは粛々と進み、パ・リーグでは福岡ダイエーホークスと
西武ライオンズがしのぎを削る。ホークスは前年03年にリーグ優勝、日本シリーズ制覇を果たし、04年も首位でシーズンを終えた。例年ならリーグ2連覇のはずだった。ところが・・・
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