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綱島理友のサブカルノート

ベースボール百科「日本プロ野球、歴代チャンピオン・マーク物語」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 優勝チームが決まると、チャンピオン・マークが発表され、優勝記念グッズが大々的に発売される。これが定番化したのは1990年代だ。印象に残っているのは、長嶋茂雄監督率いる読売巨人軍がリーグ優勝、日本シリーズを制覇した94年。ジャビットをあしらったチャンピオン・マークを、翌95年、ユニフォームの袖章として装着した。

 日本プロ野球のチャンピオン・マークの歴史は古い。その第1号は戦後の49年に現在の福岡ソフトバンクホークスの前身、南海ホークスが採用したマークだ。46年と48年の優勝を2つのペナントに表現してユニフォームの袖章にした。戦後の1リーグ時代、2度優勝しているのはホークスだけ。当時も強かった。

 次は翌50年、プロ野球はセ・パ2リーグに分立するが・・・

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プロ野球意匠学研究家・綱島理友氏によるユニフォーム解説をチェック。

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