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綱島理友のサブカルノート

ベースボール百科「シーズンの終わりを実感するペナントとトロフィーのある風景」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 日本シリーズで優勝チームの勝利をたたえて贈られる代表的な記念品と言えばチャンピオン・ペナントだ。重厚な刺繍を施したペナントは、戦後の1950年に行われた第1回の日本シリーズ(当時の名称は日本ワールド・シリーズ、53年まで)から勝者に贈られてきた。

 第1回は赤、第2回は紫と色を変えたが、別に決まりはなかったので2年連続で同じ色にした時期もある。しかし一つのチームが連覇することもあるため、毎年色違いにして、70年代からは赤、紫、緑、コバルト、牡丹の5色のローテーションで回すようになった。

 で、昨シーズン優勝の阪神タイガースは紫だったので、今シーズンは順番としては緑になるはずだ。選手、関係者が集まってペナントを広げて撮影される優勝チームの集合写真は、プロ野球シーズンの最後を締める恒例の風景。あの写真を目にすると、シーズンが終わったことを実感する。

 一方・・・

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