
就任1年目の巨人・阿部監督にとって焦りは禁物。着実にチームの再建を図る必要がある
過去2年で対照的なドラフト戦略! 投手力の必要性に気づかなかった?
低迷期に陥ってしまったチームが再び上昇気運に乗るためには、「最低でも3年の期間が必要になる!」と言われている。その定説に俺も、諸手を挙げて賛成したい。
昨季の巨人は、2年連続Bクラスの4位へ低迷。3年連続でリーグ優勝を逃している。だから、
阿部慎之助新監督が就任した今季は、まさにチーム再建へ向けての第一歩になることは間違いない。
1位・
浅野翔吾(高松商高)
2位・
萩尾匡也(慶大)
3位・
田中千晴(国学院大)
4位・
門脇誠(創価大)
5位・
船迫大雅(西濃運輸)
上に記したものは、2年前の2022年秋に行われた支配下ドラフトで、巨人に指名された選手たちの名前である。そして、昨年秋の支配下ドラフトで、同じく巨人に指名された選手たちの名前を挙げると下記のようになる。
1位・
西舘勇陽(中大)
2位・
森田駿哉(ホンダ鈴鹿)
3位・佐々木俊輔(日立製作所)
4位・
泉口友汰(NTT西日本)
5位・又木
鉄平(日本生命)
一昨年は1位と2位が右打ちの外野手で、3位と5位が右投げのピッチャーだった。その間に挟まれた4位には左打ちの内野手が指名されている。
今季の新戦力となる昨年の支配下ドラフトでは、1位と2位が右投げと左投げのピッチャーで、3位と4位に左打ちの外野手と内野手を指名。続く5位には左投げのピッチャーが指名されている。
2年間に指名した選手のリストを見ただけで・・・
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