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堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫コラム 第20回「総理大臣を待たせてまで俺と話し込んだ 渡邉恒雄さんに話しておきたかったこと」

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筆者は渡邉オーナーの絶大な影響力を目の当たりにしてきた


 読売新聞グループ本社の代表取締役主筆で、巨人のオーナーとしてもプロ野球界に君臨した渡邉恒雄さんが、昨年12月19日に亡くなった。

 1996年、巨人のオーナーに就任した渡邉さんは俺たちの面前で、「私は野球音痴だが、企業の経営者としては自信がある」と言い放った。

 渡邉さんは巨人のオーナーに就任することによって、球界にも大きな影響力を与えるようになった。

 俺との最初の接点は、98年のオフだった。その年に2年連続でリーグ優勝を逃した巨人は、長嶋茂雄監督の去就が注目されていた。

 あるスポーツ紙に「森新監督誕生!」とセンセーショナルな見出しが躍った。新監督候補の森さんとは、巨人V9時代の名捕手で、元西武監督として黄金期を築き上げた森祇晶さんのことである。

 当時、巨人のヘッドコーチだった俺は腹を括って、渡邉さんに具申した・・・

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「悪太郎」こと巨人V9のエース、堀内恒夫氏の連載コラム。野球人生の集大成。

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