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堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫コラム 第24回「誰からも愛されたつば九郎を偲んで ブレービーに扮した男も忘れがたい」

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島野はブレ―ビー[写真]、のちにネッピーとしてさまざまなパフォーマンスで球場を沸かせた


 今年もシーズンの開幕が間近に迫っている。まさに球春到来とはこのことだろう。そんな中で、ヤクルトの球団マスコットであるつば九郎を支えてきたというスタッフが、今年2月に死去した。

 つば九郎は2022年に主催2000試合出場を達成している。多くの人たちから愛されたマスコットキャラなだけに、伴走者とも言えるスタッフの死を悼む声はあとを絶たない。

 だが、俺にとってはもう1人、忘れることのできない男がいる。それは阪急のマスコットだったブレービー、オリックスとなってからはネッピーに扮していた島野修だ。

 俺よりも3学年下の島野は、1969年に神奈川県の武相高から巨人へドラフト1位で入団した。巨人が法大の田淵幸一さんを指名できなかったときに1位指名してくれると思い込んでいた明大の星野仙一さんが・・・

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「悪太郎」こと巨人V9のエース、堀内恒夫氏の連載コラム。野球人生の集大成。

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