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近本光司の認知を超える

近本光司コラム 第16回 打撃に一番大事なもの『タイミング』「打ち方云々よりも『タイミング』を合わせていくことが一番大事だと再認識した」

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近本光司と言えば、阪神ファンや、このコラムの読者からは「打撃を考察する」打者というイメージがあるだろう。まさにそのとおりだが、今年はふと打撃の原点に思いをはせたという。それを2025年シーズンで試していくのだ。
写真=BBM

大きく足を上げてから打ちますが、これもすべては投手とのタイミングを合わせ、そのあとに自分の打撃フォームで打つことが理想です[写真=桜井ひとし]


自分の打撃フォームって何?


 いよいよ2025年シーズンが開幕しました。開幕戦の広島戦(マツダ広島)からスタート。この3連戦は11打数4安打、打率.364でした。僕の中での今年の現段階での打撃のテーマがあります。それは「タイミング」です。いろいろな指導者が、バッティングを教えるときに「タイミングの取り方」をどうするか、と教えるはずです。まさにそこに今年はそこにフォーカスしようと思っています。

 例えば、打者は、自分のスイングを求めていきますよね。これって本当に大事なことですが、実際に試合の打席の中で自分のスイングができたと思っても、投手とのタイミングが合っていないと、そもそもバットの芯に当たらないのです。

 さらに、タイミングが合わずに焦って早くバットを振り出したり、遅れてファウルになったりするということは、自分のスイングができていないわけです。つまり・・・

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