近本光司と言えば、阪神ファンや、このコラムの読者からは「打撃を考察する」打者というイメージがあるだろう。まさにそのとおりだが、今年はふと打撃の原点に思いをはせたという。それを2025年シーズンで試していくのだ。 写真=BBM 
大きく足を上げてから打ちますが、これもすべては投手とのタイミングを合わせ、そのあとに自分の打撃フォームで打つことが理想です[写真=桜井ひとし]
自分の打撃フォームって何?
いよいよ2025年シーズンが開幕しました。開幕戦の
広島戦(マツダ広島)からスタート。この3連戦は11打数4安打、打率.364でした。僕の中での今年の現段階での打撃のテーマがあります。それは「タイミング」です。いろいろな指導者が、バッティングを教えるときに「タイミングの取り方」をどうするか、と教えるはずです。まさにそこに今年はそこにフォーカスしようと思っています。
例えば、打者は、自分のスイングを求めていきますよね。これって本当に大事なことですが、実際に試合の打席の中で自分のスイングができたと思っても、投手とのタイミングが合っていないと、そもそもバットの芯に当たらないのです。
さらに、タイミングが合わずに焦って早くバットを振り出したり、遅れてファウルになったりするということは、自分のスイングができていないわけです。つまり・・・
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