読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は投手編。回答者は高校時代に甲子園で名を馳せ、プロ野球でもヤクルトで活躍、さらに西武、ヤクルト、日本ハムでも指導者経験のある荒木大輔氏だ。 Q.高校1年生で投手をしています。ストレートと同じ腕の振りで変化球を投げるには、どのようにすればいいでしょうか。(兵庫県・16歳) 
球界最年長左腕のヤクルト・石川。ストレートは平均で130キロほどだが、キレのある変化球で打者を抑え込む[写真=桜井ひとし]
A.“曲げよう”と強く意識するのではなく、“動かす”というイメージで投げる 変化球を投げる際、“曲げよう”と意識し過ぎると力んでしまい、フォームがストレートと大きく変わってしまうケースが多いと思います。例えばスライダーも変化させることを優先してしまうと、腕が下がってしまう。投手にとって、見た目の変化量が多ければ「それでOK」と感じてしまうかもしれませんが、変化球は“どれだけ変化するか”で勝負しているわけではありません。それよりも・・・
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