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【外野守備】ゴロ処理で打球の強さによる意識やアプローチの違いはある？／元西武・平野謙に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は外野守備編。回答者はゴールデン・グラブ賞に9度輝いた名手、元西武ほかの平野謙氏だ。

Q.最近外野を守るようになりました。ゴロ処理の際、強い打球と弱い打球で意識やアプローチにどんな違いがあるのですか？(10代・埼玉県)

判断を間違えば進塁されることもある。逆に自分が走者の場合は狙っていきたい[写真は西武球場でのテリー・ウィットフィールド]


A.弱ければ「一歩でも前へ」、強ければ「トータルで速く」その上でどんなところにも目を配ってプレーする

　外野手経験が長い人だと無意識にやっていることかもしれません。ただ、選手やコーチでも言語化することは簡単ではない部分。今回はあらためて意識を確認しましょうか。

　まず、弱い打球の場合ですが・・・

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