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【打者】「下半身で打て」という指導、現在はしてよい?/元巨人・岡崎郁に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者は現役時代、勝負強いバッティングで球場を沸かせた、元巨人岡崎郁氏だ。

Q.「下半身で打て」という指導をよく耳にしてきましたが、現在の子どもたちにそのアドバイスはしていいのでしょうか。(東京都・40代)

パワー生み出すという点で下半身は重要。トレーニングを積むことで打球にも力強さが出てくる


A.打球が当たるのはバット、そのバットを握るのは手。「下半身で打て」を意識し過ぎるのはオススメしません

「下半身で打て」は昔からよく聞かれるアドバイスですね。ただ、私は「下半身で打とう」と思ったことはありません。最近になって思うことは、「手で打つ」という表現が適しているのではないかいうことです。ボールを打つのはバットであり、そのバットを持っているのは手。最終的に手が自由に動かないと、いろいろな高さ、コースに決まるボールにアジャストすることはできないなと考えるようになりました。

 ただ・・・

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