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【投手】頭を使って投げるとはどういうこと?/元ヤクルト・荒木大輔に聞く

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読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は投手編。回答者は高校時代に甲子園で名を馳せ、プロ野球でもヤクルトで活躍、さらに西武、ヤクルト、日本ハムでも指導者経験のある荒木大輔氏だ。

Q.頭を使って投げろと指導者に言われました。頭を使って投げるとは、いったいどういうことでしょうか? (愛知県・15歳)

データを重視するID野球をヤクルト時代に浸透させ、在籍9年間で4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた野村監督[写真=BBM]


A.相手打者に合わせて攻め方を変える。ただ、自分の長所を見失わないように気を付ける

 頭を使って投げるとは、一言で言うと、相手打者に合わせて攻め方を変えるという感じでしょうか。打者のデータがある場合とない場合では、やり方がまったく違いますので、ここでは2つに分けて説明させていただきます。

 ところで・・・

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