このコラムは、ソフトバンク・柳町達選手が月ごとに振り返る形で、自身の技術面、精神面それぞれにおいて“どんな変化=成長があったのか”を、具体的にポイントになった試合も挙げながら書いていく、『2023年シーズンの軌跡』です。試合に臨む中で、どういう意識、どういう考えを持ってやっているのか。「そのとき、そのときの自分の頭の中、胸の内を、いいことも悪いことも書いていけたらなと思っています」(柳町) 第1打席の初球を狙い打ち! からの先制のホームイン。勝利にもつながって本当にうれしかったです
前回(9月4日号)でもお話ししたとおり、7月はかなり苦しい1カ月でした。チームが連敗(12連敗)しているときは、やっぱりプレッシャーというか、何かこう見えない力みたいなものを感じてはいました。
試合に出たり出なかったりというところに関しては、個人の問題かなとは思います。やっぱり7月に入ってからシーズン前半戦が終了するまで、あれだけ打てていなかったので(17日時点で25打数4安打)。そうなるとやっぱり、使いにくくはなるのかなとは思いますよね。
もどかしさというか、すごく変な感じでした(苦笑)。正直なところ、試合に出られないと、うーんっていう気持ちにはなります。でもそれも、1、2年目、二軍でずっとやっていて、一軍が遠いなと思っていたころよりは、いい悩みじゃないですけど、ここで悩めているというのは自分が成長しているからで。そういうところで自分の変化みたいなものを感じながら、結果を残していかないといけないんだという切り替えについて、ずっと一番思っていたことでしたね。
結果を残すためには、そのための“準備”。とにかく・・・
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