マイクを向けられたり、記者に囲まれたりすると、ついつい本音が出てしまう……。選手や監督が発した名言&迷言&珍言集。今回はパ・リーグ編。 セ・リーグ編はこちら 日本ハム・芝草宇宙
「まさか2勝まで2年もかかるとは思わなかった」 【93年4月27日】
91年4月24日の初先発初完封から2年後の近鉄戦、中継ぎで登板し2勝目を挙げた
日本ハム・
芝草宇宙のひと言。
オリックス・イチロー
「22年の人生で初めての、最高を通り越した出来事です」 【96年9月23日】
日本ハム戦、同点で迎えた延長10回裏、自身プロ初のサヨナラ打で本拠地・神戸での優勝を決めたオリックス・イチローの一言。
ロッテ・牛島和彦
「自分を褒めるのは好きじゃないけど、ようやったなと思いますよ」 【92年4月7日】
右肩痛に苦しみながら2年間地道なリハビリを続け、3年ぶりに涙の復活勝利を挙げた
ロッテのベテラン・
牛島和彦のひと言。
近鉄・中村紀洋
「ぜひ欲しいんですよ。皆さん、どうか僕を選んでください」 【94年9月18日】
日本ハム戦でサイクルヒットを放った、新人王を狙うプロ3年目の
中村紀洋のひと言。
ダイエー・山内孝徳
「泣きたいくらいうれしいが、泣いたら闘志が消えてしまう」 【92年6月2日】
日本ハム戦で2年ぶりの通算99勝目を挙げたダイエー・
山内孝徳のひと言。
日本ハム・上田利治
「熱パ、混パをなんとか勝って立派(パ)と言われたいね」 【98年】
4球団の混戦に日本ハム・
上田利治監督が放ったひと言。
ロッテ・小宮山悟
「今、自分に腹が立っているんで、3m離れて聞いてください」 【90年9月22日】
オリックス戦でサヨナラ負けを喫したロッテのルーキー・小宮山悟のひと言。
ロッテ・黒木知宏
「タイトル? そんなものはいらない。ファンにマリーンズ最高、と言ってもらいたい」 【99年8月25日】
西武戦に勝利しハーラーダービートップの12勝、防御率もトップのロッテ・
黒木知宏のひと言。
ダイエー・王貞治
「ウチはカタカナの投手に弱い」 【96年8月17日】
オリックス戦で
フレーザーに来日初完封を喫したダイエー・
王貞治監督のひと言。これで、この年外国人投手に0勝11敗を喫した。
西武・松坂大輔
「2度続けて同じ相手に負けたくない」 【99年4月27日】
6日前のロッテ戦でエース・黒木知宏との投げ合いに敗れ、西武ドームでの再戦となったこの日、1対0の完封勝利を飾った西武・松坂大輔のひと言。「リベンジ」は流行語大賞に。
ダイエー・武田一浩
「俺はイチローとだけ野球やってるんじゃないんだよ」 【96年7月26日】
オリックス戦で11勝目を挙げたダイエー・
武田一浩。イチローを4打数ノーヒットに抑えたことについての質問ばかり聞かれてのひと言。
近鉄・中根仁
「白いボールでしたよ」 【94年5月20日】
日本ハム戦で3ランを放った近鉄・
中根仁が「どんな球でしたか?」と聞かれてのひと言。
オリックス・星野伸之
「嫁さんが2ケタ勝ったら新車を買っていいって言ったんです」 【93年9月28日】
近鉄戦で7年連続2ケタ勝利をマークしたオリックス・
星野伸之のひと言。
日本ハム・小笠原道大
「1年目は車に乗らないって決めてたんです」 【97年】
電車通勤を続ける日本ハムのルーキー小笠原道大のひと言。
ロッテ・村田兆治
「三振は自分のなかで最も信じられるものだ」 【90年4月15日】
近鉄戦で憧れの
村山実(
阪神)を抜く、通算2272個目の三振を奪ったロッテ・
村田兆治のひと言。
西武・鹿取義隆
「ウイニングボールを半分に切りますか」 【92年8月2日】
オリックス戦で通算100セーブを挙げた西武・
鹿取義隆のひと言。この試合で新人・
新谷博も初勝利を挙げたことから。
日本ハム・広瀬哲朗
「ライトを浴びるのは得意じゃないんだ。俺はいぶし銀だから」 【93年5月23日】
ロッテ戦で4安打を放ちお立ち台での日本ハム・広瀬哲朗のひと言。
オリックス・佐藤和弘
「今夜は今津(今津光男)コーチと下痢をするまで飲みたいです」 【91年8月15日】
ダイエー戦に代打で登場、逆転打を放ったパンチことオリックス・
佐藤和弘のひと言。
西武・東尾修
「データに縛られていたら、最後の混戦を抜け出せなかったような気がする」 【98年】
史上空前の混パを制し、最大10ゲーム差から大逆転優勝を果たした西武・
東尾修監督のひと言。
ロッテ・伊良部秀輝
「せっかくアドレナリンが出たのに、しまうとこがないよ」 【95年6月1日】
近鉄戦で先発予定も雨で試合が流れたロッテ・
伊良部秀輝のひと言。
近鉄・佐野重樹
「1億円投手を目指します」 【95年】
脚光の当たらない中継ぎ投手の地位向上のために目標を掲げた近鉄・
佐野重樹のひと言。
日本ハム・大沢啓二
「幕張の海岸で泳いでいたら浜から2メートルのところで伊良部というクラゲに刺された。いてえ、いてえ」 【93年8月31日】
残り26試合のロッテ戦で伊良部秀輝に完投を許し1対10の大敗を喫した日本ハム・
大沢啓二監督のひと言。
ダイエー・門田博光
「ええ三振ができた。悔いはないよ」 【92年10月1日】
平和台球場の公式戦ラストゲームでもあった近鉄戦、現役最後の打席で
野茂英雄に3球三振を喫したダイエー・
門田博光のひと言。
西武・清原和博
「神様が僕に与えた試練だと思って、これからも自分を信じて戦っていきたい」 【96年10月5日】
最終戦に不発で本塁打王にあと1本届かなかった西武・清原和博のひと言。
ロッテ・金田正一
「手品でも使わん限り勝てない!」 【91年6月30日】
西武戦に敗れ8連敗となったロッテ・
金田正一監督のひと言。
近鉄・佐々木恭介
「こんなナインと野球ができることがうれしい」 【97年8月24日】
2回までに0対10とリードされたロッテ戦で、10点差を追い上げ逆転勝利を収めた打線に対して近鉄・
佐々木恭介監督のひと言。
オリックス・宮内義彦オーナー
「こんなときに試合をやらなくて何が神戸の市民球団だ」 【95年】
阪神淡路大震災後、被災地・神戸での開幕戦を言明したオリックス・宮内義彦オーナーのひと言。