50メートルを5秒9で駆け抜ける俊足に加え、一発長打の魅力を秘めた好打者である。

　3月1日、エスコンフィールド北海道で行われた教育リーグ・日本ハム戦の4回、鈴木健矢のカーブを振り抜いた打球は右翼席に吸い込まれ、“チーム第1号”となるソロ本塁打となった。

「NPBの投手の球は独立リーグの投手と違う。力のある真っすぐに打ち負けないよう、キャンプから取り組んできました」

　鹿児島・鹿屋中央高では俊足の一番打者として活躍。創価大では思い切りのいい打撃を武器に、4年春に一番打者ながら3本塁打をマークし、本塁打王に輝いた。昨年入ったBC新潟でも1年目から俊足と強打を発揮し、リーグ2位となる打率.354をマーク。チーム1位となる23盗塁とチーム2位となる6本塁打の数字を残した。

　オフには高校の先輩でもある・・・