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ウエスタンリーグ ウィークリーレポート

くふうハヤテ・田中健二朗 帰ってきた静岡の英雄「(草薙球場は)甲子園出場を決めた思い出の球場」

 

NPBでも輝いた甲子園優勝投手は再び静岡の地で腕を振っている


 静岡が歓喜に沸いた2007年春のセンバツ。歓喜の輪の中心には、グラブをはめた右腕を高々と突き上げる背番号1の姿があった。佐藤由規(現BCL/埼玉)がエースの仙台育英高、中田翔(現中日)を擁する大阪桐蔭高を破る快進撃で静岡県勢29年ぶりの春制覇を成し遂げた常葉菊川高(現常葉大菊川高)。当時のエース・田中健二朗は最終的に春夏通じて甲子園6勝を挙げ、その年の高校生ドラフトで横浜(現DeNA)から1巡目指名を受けた。球団からの期待を背負いながら、プロ入り8年目で一軍に定着。左肘の手術の影響で一度は育成契約となるものの復活し、横浜一筋16年でNPB通算274試合に登板した。静岡の地を知りつつ、プロの第一線で活躍した経験を持ち合わせる左腕は今季、新天地で主に9回のマウンドを任されている。

 5月30日現在、14試合に登板し3セーブを記録。特筆すべきは・・・

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